リクエストストーリー

相方からのリクエストストーリー《帽子》

相方が21日に旅行のお土産と話を聞きに我が家に来た時の話 夕食を食べ一通り騒いだ後、HAHAZOUが寝室に行き相方が二階の我が部屋に行きオイラは相方の後を追う。 ズボンのポケットには夜の嗜みの礼儀である未開封の箱に入った避妊具お帽子が入って…

燃えろよ燃えろ編

あれは高校2年の冬の事。近所の公園で放火があり木造倉庫が全焼した。翌日その跡地を見ていた時、燃え残ったビニール袋入りの金属の粉を多量に発見!!それは、ちょうど片手に乗る大きさでビニールに包まれおり投げやすくなっている。その武器が燃えカスの中…

ボヤ編

何年か前の話。まだ、CHICHIZOUが元気でオイラが1人暮らしをしていたときの話。 オイラは癒しに餓えていた。それを埋めていたのがアロマセラピー。陶器の入れ物の中に熱湯とアロマオイルを入れ、下からロウソクで温めるもの。部屋の明かりを消しロ…

3階からダイブ編10(ファイナル)

退院に向って さて、上半身を起こせるようになると未来も少しは明るく見えてきた。車椅子の事も覚悟は出来ていたが、しかし何処かで歩く事も考えていただろう。カッコいい車椅子も事も夢は見ていたのも事実。どんな車椅子をカスタムしようかと考えていた。 …

3階からダイブ編9

入院生活 さて大部屋に転室して暫くすると、やはり食事が食べたくなる。始めは全粥の副食キザミから徐々に上げた行った。それに合わせて出た問題が御通じ。寝返りを打つのでも激痛なので必然的にベット上で差し込み便器。そして、どうしても朝出たくなる。し…

3階からダイブ編8

5人部屋の人々 長い二連休が終わり個室から大部屋に移動した。理由は、今まで職員の入院は個室で個室代を取らなかったので院長が個室を指名したのだが理事長がごねたため。そのために頼みもしない個室代を3日分も取られた。高級布団や壷などの押し売り詐欺…

3階からダイブ編7

1日は長いんじゃ〜 24時間が長い。はるか長い時間を過ごしていた。入院初日の夜こんなに苦痛なのに2日目からカレンダーは連休。耐え切れないね。血を増やす点滴がこれまたキツイ苦しい気分が悪くなる。その他にも24時間点滴が盛り沢山!栄養を点滴での…

3階からダイブ編6

貴重な体感の初日 子供の頃から夢見た入院がこんなだったとは思わなかったね。仰向けのまま身動きがが出来ない状態だった。動く関節は、頚椎から上・肩関節・肘関節・手関節・指関節・足関節。膝関節は動くのだろうけど仰臥位(仰向け)のため動かないのさ。…

3階からダイブ編5

後始末 CHICHIZOUとHAHAZOUがとりあえず帰り。お見舞い(からかい)の人が一段落したので各方面に電話をする。まず、予定を全部白紙に戻さなくてはならない。行き付けの施設【東○沢・○○○の家】に電話をし事情を説明し謝り、行くはずだった旅…

3階からダイブ編4

入院生活の始まり 落ちた何時間後かの朝の土曜日、検査後ににCHICHIZOUとHAHAZOUが血相かえて個室に来る。CHICHIZOUとHAHAZOUが院長に呼ばれ話し合いに行く。そこでどんな話があったか詳しい事は不明だが、ブッロク塀に頭を…

3階からダイブ編3

入院 どのぐらい寝ただろう。気が付くと個室に入院していた。そう3階から落ちて入院したのだ。全身が痛いとくに股。そして目が回り気持ちが悪い。稲妻の痛みを全身に走らせながら寝返りをすると一眠り。ところが、なかなか寝つけない!寝てもすぐ目覚める!…

3階からダイブ編2

救出 しばらくして目が覚めると何処かに挟まっていた。なんか狭い所の隙間で右側を下にして横になっていた。地面はヘドロみたいだ。しかし、何故だか声が出ない!大変な事になっているのはわかる。普通人がしない映画みたいな体験?だが、このまま死んでいく…

3階からダイブ編1

あの頃 3・4年前の9月の事の話。その年は夏に自転車で川岸のサイクリングロードを爆走して通勤していた。朝の日差しの強い川岸を日焼けをしながら思い切り爆走するのが快適だった。しかし、帰りが困難だった。呑んでから帰るからである。夏とはいえ帰る頃…