本当にあった出来事

先週の日曜日の14日の夜の出来事だった。
あの日は心身共に冷え切っていた夜だった。自宅の1階の部屋で麦酒をすすりながらテレビを見ていると遠くの方から微かに女性の声で『ICHIZOUぉ〜』と聞こえた。んぅ?と一瞬、気になったが空耳だとほおっておくと…今度は近くで『ICHIZOUぉ〜』と聞こえる。身体に寒気が走る。
バタン!バタン!『ICHIZOUぉ〜』
バタン!バタン!『ICHIZOUぉ〜』

何かがいる。凍りつく体!その時!!部屋のドアが静かに開く・・・
初老のババァーが入ってきたのだ。そして、
 
『ICHIZOUぉ〜』
 
良く見るとHAHAZOUである。玄関で転んだらしい。
HAHAZOUの鼻声で甘えた『折れたかもしてない』に少々イラッとしながらも、夜中に騒ぐHAHAZOUの対応する。
ICHIZOU『救急車呼ぶか?』
HAHAZOU『近所迷惑だから嫌だ』
 あんだけ騒いでおいて、いまさら遅いのだ!!
ICHIZOU『タクシーで救急病院に行くか?』
HAHAZOU『金が勿体ない』
ICHIZOU『朝まで寝ていて朝に近所の病院に行く?』
HAHAZOU『どうしよう?』
ICHIZOU『じゃー!どうしたいの!?』
HAHAZOU『それをあんたに来ているんじゃない!!』
オイラはイライラしているので、もうお手上げ状態。気持ちは《明日、仕事早いのに!!》だった。
すると、足踏みをするHAHAZOU!!
折れてない!!と断言し、明日で十分と言い床に付いてしまった。
翌日の朝HAHAZOUの頼みで1万円を渡し仕事に行き家に戻ると右足首捻挫、左足首骨折との事。
これを機に独り立ちの心を持ってもらおう画策するが断念!!仕方が無いので飯のしたく等をしているが母親の便秘薬を買うほど引く事は無いと思った。