晴天なり

 今日も休み。そこで、月曜日に交番で止めた銀行のキャッシュカードを再開しに「りそ○」と「みず○」に行く。しかし、印鑑が無い。見れば解るようにナイフで印鑑に模様を彫りこんだのに無い。その印鑑が文房具屋の三文判だったことを思い出し違う文房具屋の三文判を持っていくとすんなり再開できた。文房具屋の三文判は全国共通か?

サイクリングかたがた自転車で銀行周りをし、ついでに闇市場に行く。久しぶりに闇市場に行ったが昔と比べ店がなんだか少ない。いま、親に聞いたがあそこは終戦直後に闇市が立っていたらしい。もう壊すので店が少ないとのことだった。子供のころはあの暗い雰囲気が怖く、目の前の華やかなデパートと対照的だった。子供の時に何度か見た夢がある。闇市と言う地獄で親と離れてしまう。上の方から魑魅魍魎の声(品物の売り込み)がする。四苦八苦しながら地獄を抜けると其処はデパートと言う天国であった。しかし、其処には親がいない!まだ地獄から抜け出ていないのだ!!と言う夢。
つぶれるとなんだか寂しい。

大通りを我が愛車の黒い自転車でぶらついていると対向車線を前から警察のワゴンがスピーカーでボソボソとボヤキながら通り抜けていった。何にぼやいているのだろうとキョロキョロしていると、今度は後ろから自転車の警官が二人声を掛けてきた。
「ちょっと良いですか?今黒の自転車が被害届が出ているのですが…‥これお宅のですか?」
あっ、何か来た。と思い心の中ではニヤリとしているのだが、そこはクールにそして不愉快そうな表情をチラつかせる。そして銀行で先ほど使ったパスポートを黙って提示し自転車に書いてある名前と防犯登録を見せる。よりいっそう疑う警官を知らん顔しクールに不愉快表情、でも心の中ではなんだか楽しい。やっと開放され、(逃げたら面白かったかな?)と思いつつ(そんな度胸は無いかなぁ)と苦笑いをしつつサイクリングは続いた。

日本酒&焼酎バー【G】

まずは、【醸し人九平次】。濃厚で口の中に旨みが広がるが辛口と言う日本酒。美味いが淡白な刺身と一緒に呑むと刺身の味が負けてしまう。
次に、【久米島の久米仙―30度―】。やはりしめはこれ!


 カウンターで隣に座った客と意気投合し久米仙を3・4杯呑んでしまった。