ICHIZOU旅行IN三宅島―エピローグ

   
 三宅島の人はフレンドリーだった。皆さん気軽に声を掛けてくれるし気軽に答えてくれる。しかし、噴火の足跡はまだまだ残っていた。ガスがまだ噴出しているし家もボロボロだったりする。民宿【伊波荘】も昔は、今は高濃度ガス地区の三池にあった。民宿を増築し倉庫を子供の勉強部屋に改築し今度の日曜日に勉強部屋へ引越しだねと言っていたのに引越し前に噴火してしまった。その借金が300万あると笑いながら言っていた。
 どうせ行くなら噴火で自然がボロボロになる前に行って見たかった。ガスで木々が白く枯れてしまいハゲ山になっていた。しかし、三宅島は元々噴火して大きくなっているので島の長い歴史から見ると何てことはないのだろう。しかし、人間から見ると大変な事だ。
また、あの海に潜り、あの伊波荘に泊まりたいな。